禁煙が成功することのメリット

禁煙が成功することにはさまざまなメリットがありますが、最も実感しやすいメリットとして挙げられるのは金銭的なメリットです。禁煙が成功した場合にはもうタバコを買う必要が無いわけですから、当然毎日のように支払っていたタバコ代は無くなります。例えば一年間、毎日一箱のタバコを吸っていたとして考えるとその人の一年当たりの支払いは440円×365日=16万600円です。仮に410円でも14万9650円になりますから、このお金が丸々手元に残ると考えれば非常に大きなものだと言えるでしょう。7月のハワイ旅行4泊5日でも10万円あればいけるようなプランが多くありますから、タバコを一年間我慢すればハワイで遊んでくることが出来るような形になります。こう考えると金銭メリットは非常に優れているとして考えることができます。またあまり自覚することはできませんが、同時に大きなメリットとなるのが健康上のメリットです。健康上のメリットは禁煙を始めた直後からも発生し、例えば1日だけで考えても血圧と脈拍が本来の数値に戻る、血中酸素濃度が好ましいものになる、心臓発作リスクが低下すると言ったことが挙げられます。より長期的な目で見ていくと3ヶ月で心臓をはじめとした循環器の状態が回復し、1~9ヶ月で気道への細菌・ウイルス感染率の低下や体力の回復、1年で肺機能の回復といった良い効果が期待できます。また10年続けることが出来た場合にはがんなどで死亡するリスクが非喫煙者と同じレベルまで回復することになりますから、早い段階で禁煙に取り組めばそれだけ健康な体で過ごすことが出来るようになるわけです。こうしたことを考えると禁煙はなるべく早く挑戦し、可能な限り早く成功させるに越したことはありません。「明日から始める」、「もう少し年を取ったら止める」といった甘えはやめにして、今日からでも禁煙に挑戦してみましょう。

禁煙する際の心構え

禁煙治療に成功するためには、禁煙に対して正しい心構えを持つことも非常に重要です。禁煙する際の心構えとして最も重要なのは、禁煙をするという確固たる意志を持ち続けることで、ニコチン依存症が重いである人ほど強くこの意志を持たなければなりません。ニコチン依存症からの脱却は、他の依存症と同様に中途半端な気持ちで臨むと必ず失敗します。実際に、友人が始めたので自分も試してみたいといった軽い気持ちで喫煙をやめた人は、そのほとんどが離脱症状を乗り越えられずに再びたばこに手を出してしまう結果になっています。また、たばこを吸う本数を減らして、最終的に吸わなくなるようにする方法も禁煙の手法として考えられますが、これも試みた人のほとんどが失敗に終わっています。吸う本数を減らしても、減らす前より深く吸ったり、根元まで吸ったりしてしまえば、減らす前と体内にとりこむニコチンの量に変化が無くなるからです。人によっては、かえってニコチンへの依存を深める結果になることもあります。禁煙に成功するためには、たばこを吸うのをきっぱりとやめる以外に方法はなく、そのためには強い意志が必要です。禁煙に成功させたい場合は、喫煙をやめる明確な動機がいくつかあると、たばこを吸いたくなったときにそれを思い出すことでモチベーションを維持できるといわれています。例えば、自分自身や家族の誰かが病気にかかってしまうと、喫煙を継続することでその病気が悪化する可能性が高いため、強い意志をもってたばこを吸うのをやめる明確な理由となります。病気にかかっていない人であれば、体力の低下も禁煙の明確な動機になります。喫煙は肺をはじめとする身体の機能の低下を招くからです。また、愛用しているたばこの値上がりや、高価な品物の購入といった理由も、今まで通りのペースで喫煙を続けると家計のやりくりが大変になる可能性があると考えれば、喫煙をやめる動機として十分です。

禁煙補助の薬がある?

禁煙したくてもできないという人はいるものであり、その際には様々な禁煙グッズを利用してなんとか達成しようと努力することもよくあります。ガムやパイプなどの様々なタイプのものがありますが、それでもなお達成できないというときには禁煙補助の薬もあるということを知っておくと良いでしょう。禁煙補助の薬として流通しているものには二種類あります。一つは薬局でも購入することができるガム状のものであり、ニコチンが含まれているのが特徴です。煙草をどうしてもやめられないという人の多くはニコチン依存症になってしまっているため、その置き換えをすることによって禁煙を実現するというのがガム状の製品の特長です。煙草をまずはガムに置き換えてしまうことによって煙草の他の成分による害を取り除くということが目指されます。そして、その後で少しずつガムの量を減らしていくことによってニコチン依存症も克服していくという手順になるのが特徴です。もう一つはチャンピックスという医師の処方箋が必要になる薬であり、医療機関で禁煙治療を受けることにより使用できます。これはニコチンとは異なるバレニクリン酒石酸塩という物質が成分となっている薬であり、ニコチンと同じような働きをしながらもその作用が弱いのが特徴です。この薬を飲み続けることによってニコチンと同様の作用を弱めた状態で身体に与えることができ、ニコチンが含まれている煙草を吸ってしまってもニコチンによる快感が得られないという状況を作り出せます。そのため、煙草がおいしくないという印象を持てるようになり、禁煙を実現しやすくなるのです。以上のことから確実な禁煙をしたいならチャンピックスを使うという方が増えて来ています。こういった種類の禁煙補助の薬もあるため、服用を検討してみると共に、他のグッズも利用していくとより高い確率で煙草を辞められるでしょう。